2024年7月17日
社会福音化部門長 酒井俊弘
十主の平和
「平和旬間2024」大阪高松大司教区 の地区・小教区の行事案内集ができあがりました。
今年のテーマは、ウクライナ、ガザにおける戦闘など、現代の世界情勢を意識したものです。
1981年訪日した聖ヨハネ・パウロ2世は「広島平和アピール」の最後に祈りました。
「神よ、私の声を聞いてください。それは個人の間、また国家の間でなされたすべての戦争と暴力の犠牲者たちの声だからです。神よ、わたしの声を聞いてください。
それは人びとが武器と戦争に信頼をおくとき、いの一番に犠牲者として苦しみ、また苦しむであろうすべての子どもたちの声だからです」。
今年も巡ってくる平和旬間において、特に、戦争や、武力による争いによって、愛する人を失い、悲しみ、苦しむ人びとの声に耳を傾け、死と破壊をもたらす戦争が1日も早く終わることを祈りましょう。そして単なる願望でなく、今、自分自身の置かれた場で、キリストの平和を実現するために何が出来るかを共に考え、行動に移しましょう。