新教区設立
カトリック大阪高松大司教区は、日本にあるローマカトリック教会15教区のうちのひとつで、大阪府、兵庫県、和歌山県、香川県、愛媛県、徳島県、高知県の７府県の司牧を担当し、名古屋教区・京都教区・広島教区の各教区を管轄する大司教区である。
2023年8月15日、教皇フランシスコが大阪教区と高松教区を基盤とした、新たな大阪高松大司教区を設立することを発表した。新教区の初代大司教には前田万葉枢機卿が任命され、同年10月9日に設立式が行われた。
司教座教会
司教座教会は、大阪聖マリア（無原罪の聖母）大聖堂（玉造教会）。旧高松教区司教座教会（桜町教会）は、玉造とともに司教座の置かれた教会としてConcathedral（訳語未定）となった。教区の保護の聖人は「ロザリオの聖母」。
カトリック信者
教区が司牧する7府県の人口は18,950,964人、カトリック信者は51,835人で0.273%、教区および修道会の聖職者（司教・司祭・助祭）188人、修道女591人、教会105、修道院82、施設（医療・教育・社会福祉）236、（数字はいずれも2022年）。日本のカトリック教会の15教区の中では、面積では札幌、仙台に次ぐ3番目、信者数では東京、長崎、横浜に次ぐ4番目、教会の数では長崎に次ぐ2番目である。
前身の教区
前身である大阪大司教区と高松教区については、それぞれのサイトをご覧ください。
