2025年4月16日
教区の皆様
大司教 前田万葉
+主の平和
ワールドユースデー(World Youth Day: WYD)の十字架と聖母子イコンが、5月の3日と4日に大阪高松教区に来ることが決まりましたのでお知らせいたします。
WYDは、教皇ヨハネ・パウロ二世の呼びかけにより1986年に始まりました。それ以来、若者たちが信仰を分かち合い、交わりを深め、現代社会におけるキリストの証人として生きる力を受ける機会として、大きな意味を持つようになっています。
2〜3年ごとに世界の都市で開催される国際大会は、2023年にはポルトガルの首都リスボンでWYDが開催され、世界中から約150万人の若者たちが集まりました。2025年は、WYDではなく通常聖年のプログラムで、青年の祝祭が7月28日から8月3日までローマで開催されます。次回のWYDは2027年、韓国・ソウルで開催されます。アジアでの開催は2008年のシドニー以来であり、アジアの若者たちにとって大きな励ましとなることでしょう。
教皇フランシスコはアジアの若者たちに対してしばしば希望と役割を語っており、この大会もまた、信仰と文化の出会いの場として、世界中の青年たちを新たな使命へと招くことが期待されます。WYDは、ただの一時的なイベントではなく、若者たちが「今」という時代の中で、信仰に根ざした生き方を深め、教会と社会における使命を再確認する貴重な旅路です。
この旅路の旗印となるのが、全長4mになる十字架と聖母子のイコンです。この歴史ある十字架とイコンが長崎教会管区、大阪高松教会管区、東京教会管区を周ることが決まり、大阪・高松教区では担当司祭と日本・フィリピン・ベトナムの青年スタッフを中心に企画を考えてくださいました。
下記のプログラムを行います。ぜひ、教会の青年に声をかけていただき、WYDソウルへの参加への機運を高めていくことができればと思います。よろしくお願いいたします。
記
場所:大阪高松カテドラル聖マリア大聖堂
- テゼの祈り 日時:2025年5月3日(土)17時~18時 :テゼの祈り
- 十字架行列 日時:2025年5月4日(日)10時からの玉造教会主日ミサの中で
- 青年の集い(十字架の道行・軽食) 日時:2025年5月4日(日)ミサ後
以上